出産・育児について

お掃除は何歳からできると思いますか?

1歳半頃から「掃く」ということができるようになります。

1歳頃から「大人の社会の仲間入りしたい!」という思いが、子ども達の中で強くなります。
お母さんが普段している家事は、子どもにとっては非常に魅力的な活動!
お母さんがしていることを、子ども達も真似したがります。

ままごとをしたり、
お買い物ごっこをしたり、
お母さんのメイク道具でお化粧をしてしまっていたり!
これらは全て
「大人の社会の仲間入りをしたい!大好きなお母さんのようになりたい!」
という思いから来ています。

この思いが強くなる1歳頃から、子どもの発達に合わせて家事を一緒にしていくことが、
とてもお勧めです!

お母さん達にとっては面倒臭いかもしれない”掃除”も、子ども達にとっては魅力的な活動です!
今は掃除の時にホウキを使う方は少ないかもしれません。
掃除機やクイックルワイパーなどを使う方が多いと思います。

ホウキの良さは、
散らかっているゴミが集まる様子、
チリ取りにゴミが入れられる様子、
チリ取りの中のゴミが、ゴミ箱にっていく様子を観察することができます。
そのことで”汚れていた場所がどうやって綺麗になるのか”を知ることができます。

掃除機の場合、掃除機が通った場所は、なぜか綺麗になっている。
ゴミを吸っていること、それによってゴミが無くなり綺麗になっている、ということが子ども達には分かり難いのです。

出産・育児について
初めてホウキを持った時の1歳3か月の息子

またホウキの方が、子ども達は扱いやすいです。
ホウキを選ぶ時のポイントは
・掃く部分が天然素材でできているか
・子どもの身長に合った長さか
です。

子どもが
「お掃除したい!」
と思った時や、掃除の必要性を感じた時に、すぐホウキを取りに行けるよう、子どもの分かりやすい場所にホウキとチリ取りを準備してあげて下さい。

出産・育児について

掃除の教え方
ゴミの近くにちりとりを置き、ゴミを集める場所を分かりやすくします。
そして長いホウキを床に対して垂直にして両手で持ち、ゴミの所へ行きます。(ホウキの持ち方、運び方を見せてあげましょう)
ゆっくりと丁寧に、ホウキの動かし方を見せます。
少しずつゴミをちりとりの近くに集めます。
ホウキとちりとりでゴミを集め、ゴミをゴミ箱に入れます。
ホウキとチリ取りを元の場所へ戻します。

1つ1つの動きを丁寧に、ゆっくりとして見せてあげて下さいね。
大人の動きは、子どもには約8倍速で見えているそうです。
丁寧にゆっくりして見せることで、子ども達は1つ1つの動きを目で捉えることができます。

教えるのは大変!
と思うかもしれません。
でも、子どもが1人で掃除をしてくれるようになると、とっても楽ですよ!

お子さんの興味を伸ばし、自立に導く方法の1つとして、
ぜひお掃除を取り入れてみて下さい。


育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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