出産・育児について

お腹の中から聞いています

出産・育児について

子どもの言葉の発達サポートは、いつ頃から始めたら良いと思いますか?
実は、妊娠中からです!!

妊娠20週くらいになると、子宮の中でお母さんの血液が流れる音や心音を聞くことができます。
28週を過ぎると、さらに聴力が発達し、腹壁を通じて、外の音や声が聞こえるようになります。
羊水の中なので、くぐもった音ですが、イントネーションや音の感じも識別できます。

この頃から、積極的に声を掛けてあげて下さい。
まずは
「おはよう!」
「おやすみ!」
などの挨拶から始めてみましょう!
慣れてきたら、
「今日はいい天気だね!」
「お花が咲いているよ。キレイだね。」
「ごはんが美味しいね!」
など、日常のさりげないことを、赤ちゃんと自分の感じていることを共感できるように、
そのままの状況で話しかけてあげると良いと思います。

最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、
慣れると自然に話しかけができるようになりますよ。

お腹の中の赤ちゃんへ積極的に話掛けることで、多くの言葉を伝えることができます。
また、発音や方言などを含めた“話し方”の元を作るサポートにも繋がります。

言葉の発達以外にも、妊娠中から積極的に話掛けることで、親子の絆やコミュニケーションの基礎を作ることもできます。
お腹の中でお母さんの声をたくさん聞いていると、誕生後、お母さんの声を聞くことで、赤ちゃんは安心することができます。
お母さんの声が、赤ちゃんの安心材料となるのです。

お腹の赤ちゃんへ、お父さんや兄弟も日常的に声を掛けることで、
信頼関係の基礎作りをすることができますよ。
お母さんだけでなく、家族の皆さんも積極的に声を掛けて下さいね。

声を掛けることが当たり前になってくると、
次第にお腹の赤ちゃんが反応を示してくれるようになります。

私自身、2人の子どもがお腹にいる時に経験しました。
話掛けると動き始めたり、ポンとお腹を軽く叩くと、ポンと叩き(蹴り?)返してきたりすることもありました。

2人目の娘を妊娠している時は、
「大好きだよ〜!生まれてくるのを、楽しみに待っているからね!」
「生まれてきたら、一緒に遊ぼうね!」
「絵本をいっぱい読んであげるからね〜!!」
こんな風に、息子が毎日お腹を触りながら話かけていました。
私が話掛けた時以上に、息子が話掛けた時の方が反応がある位でした。
そのお蔭か、娘はお兄ちゃんが大好きです!!

母親は勿論、家族も、お腹の赤ちゃんへの声掛けを通し、
新しい家族の誕生を楽しみにする気持ちを募らせたり、
親になることや兄弟ができることへの心の準備をすることもできます。
お腹にいる赤ちゃんも、”愛されている”と感じたり、外の世界へのポジティブな印象を抱いたりすることができます。

言葉の発達や情緒面のサポート、そしてご自身の心の準備のためにも、
妊娠中から積極的に、赤ちゃんへの声掛けをしてみて下さい。

育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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