出産・育児について

洗濯物を干す

お母さんが毎日している家事。
その家事は、こどもにとって非常に魅力的なもの!!
特に
「大人の社会に仲間入りしたい!!」
という思いが強くなる1歳頃からは、積極的に家事に関わろうとしてきます。

子どもにとって魅力的な家事の1つに、
“洗濯物を干す”
があります。

朝は何かとバタバタしがち。
「余裕がなくて、一緒に洗濯物は干せない!」
と言う方は、お休みの日など、時間と気持ちに余裕がある時だけでも、
ぜひ一緒に洗濯物を干してみて下さい。

洗濯物を干す活動は、2歳頃からすることができます。
まずは、子どもが洗濯物を干すために必要な物を、揃えてあげましょう。

出産・育児について

・洗濯物を入れるかご
・洗濯バサミと入れ物
・洗濯ものを干すラック

子どもの身体に合った大きさの物を、選んで下さい。
洗濯バサミは、バネの力が強い過ぎると、子どもの指の力で開くことができません。
弱過ぎず強くない、子どもの力でも開閉が難しくない物を選んであげて下さい。
洗濯物を干すラックの高さは、子どもの身長に合わせ、
足がしっかりして、倒れ難い物を選んであげて下さい。
子どもの
「できた!!」
を増やすには、道具選びがとっても大切になります。

必用な物が準備できたら、干し方を教えてあげて下さいね。
子どもに
「洗濯物を干してみない?」
と声を掛け、
「干す!」
と答えたら、干し方を見せてあげて下さい。
興味を示さなかったら、無理強いする必要はありません。

  1. かごの中から1枚、洗濯物を取り出す
  2. ラックに乗せ、折るようにして掛ける
  3. 洗濯バサミを取り、布を留める

出産・育児について
(洗濯物を干している2歳の息子)

最初の頃は、靴下やハンドタオルなどが干しやすいと思います。
干しやすい物から始め、子どもの成長に合わせ、
任せる物を少しずつ増やしていくと良いと思います。
大きい物よりは、小さい物。
厚めの物よりは、薄い物の方が扱いやすいと思います。

出産・育児について
(3歳頃の娘)

3歳頃になると、ハンガーにシャツを掛けることもできるようになります。

子どもが1人で干せるようになれば、
洗濯機から洗濯物を取り出す時、
子ども用のかごに、子どもに任せる洗濯物を入れて渡し、
任せてしまってOK!
子どもは自分の担当分を干し、
その横で、お母さんは他の洗濯物を干すことができるようになります。

洗濯物を干す
洗濯物を畳んで片づける
これを習慣化しておくと、子どもの自立に繋がりますし、
お母さんもとっても楽だと思います。

家事に一緒に取り組むことで、
・自立心
・自己肯定感
を育てるだけでなく
協力協調精神も身に付きます。

できることを、できる範囲で、
ぜひ取り入れていってみて下さい。

育児マイスター 磯部一恵
モンテッソーリ教育の国際免許、おもちゃコンサルタント等、子どもの育ちに関する多数の資格を保有。お母さん達に向けて「子どもの心身の健やかな成長をサポートする方法」「子育てをもっと楽しめる心の在り方」といったセミナーを企画・開催している。
1男1女の2児の母として、子どもの心と身体に寄り添った子育てを実践している。

☆セミナー開催情報等は下記URLから
http://childcare-meister.jimdo.com/

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